京都のお雑煮

 我が家では主人が京都人なのでお正月は京都の雑煮がお正月の定番です。


お雑煮の起源や由来について調べてみると、「ハレの日」に食べるおめでたい食べ物であることがわかりました。お餅は正月に年神様(正月にやってくる神様)をお迎えするために、前年に収穫したお米から作った餅をお供えし、そのお下がりとしてお雑煮を頂く、ということから始まったといわれています。

お雑煮を食べる際、旧年の農作物の収穫が無事であったことに感謝し、新年の豊作や家内安全を祈っていました。このようにして、お雑煮は正月に欠かせない料理となり、農耕民族である日本の文化に、深く根付いていったのです。

お雑煮を食べるときは、両端が細長くなっている祝い箸。一方を人が使い、もう片方を神様が使う「神人共食」を表す、新年の初めに使う、とても縁起の良い箸なのです。
さて、京都の雑煮とは丸餅と大根(ネズミ大根)と里芋を白みそで仕立てます。
・丸餅‥‥は円満と長寿を願い
・大根‥‥丸く切れば円満を意味し、亀甲型に切れば長寿を意味する。
・白味噌‥‥京都発祥といわれ平安時代からすでに作られていたようです。米を贅沢に使う白味噌は貴族で食されていたと言われ、発酵期間が1週間から10日と短く塩も少ないためまろやかで甘みのある仕上がりです。
・花かつお‥‥味をまとめる(主人が好き)
一緒に茶碗蒸しも添えて食べました。

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